うらぎりまじょ:あとがきや裏話

















































 うらぎりまじょ

 そのそのもタイトル。本来のタイトルは「裏切り者の魔女」だった。
 でもそれじゃロゴが悪いって思い、短く短縮「裏切魔女」。
 漢字だと重々しいのでひらがなで「うらぎりまじょ」…で、決定。

 ネタが浮んだのが、バイトの時。あまりにも暇だったんで、仕方なくぼーっとしていると半分寝てたのかな?いきなり「あー。こんなん面白いかも」な感じで空想が出来上がったのが魔女の始まり

 最初は魔女一人に対して聖獣のつもりだったけど、よくよく続きを頭の中で展開していくと
 「ほかにもいるじゃん」って感じで
 しかも主人公特有の好かれ度が減っている状態ってんのもオイシイナ…って思って
 それで、魔女一人に対して聖獣と聖獣と密接な関わりを持つ人物達が居ることが判明。
 でも普通に対立する話だとそれもいつもとあまり変わらないし…って思いつつ、脳内展開、ファルコンを考えているときに霧の悪魔との対談で転生みたいなことが出てきたので
 
 じゃぁ、魔女と人物達は転生してそれに縛られてしまおう
 
 そこまで進んだら、同じ世界で転生なんてありきたりだし、別の話のネタも混ぜ込んで、他所の世界の知識がたまたま入り込んだがために普通の日常生活を送るのを邪魔されてしまって憤慨とか嫌がらせとかやってしまおう。
 この「憤慨とかの部分」が亡霊戦士になって、「楽しみながら進めていく」のが魔女の方になってしまった。


 <性格面について>
 魔女の方は想像時のまま。何も変わっていない。
 たいてい、私が作るああいうタイプのキャラは裏がどす黒かったりするけど、何とか清いままで進んでいくのに注意している。
 ふと気を抜くと汚い言葉遣いになるから。
 それに対して、修一は『魔女の裏側』みたいな人物になった。
 ある意味鏡合わせ、竜司とか友恵とか隆正なんかは円滑に物事を進めるために、というか、普通『異次元』なんて見ていてもあまりなじめないし、遊び半分、つまり現実だけど夢の世界、な少しお気楽状態なんで、修一の執着心が少し異常と思われるけど、それが狙いだったりもする。
 本人は至ってまじめ。でも周りから見ると少し行き過ぎている、だね
 
 一方、唯一結婚してて家庭も持っている珊瑚と千郷も必要人物。
 子供がああなら親は?という面に対してのキャラクター。
 この場合、ふたパターン考えた。
 『親は知らず、子供が勝手にこそこそ活動する』のと、『親も熟知して一緒に活動する』
 
 前者は竜司、友恵、隆正のパターン。
 ある意味、少し融通が利かないかもしれない
 後者がこの親子。こっちに決めたのは、一言で言ったら「面白いから」。
 家族ぐるみになって世間にばれないように色々模索したり活動したりするのはある意味大変だと思う。
 下手をするとあの家族変〜!になっちゃうわけだし、気づかれないよう、普通の生活を送るために自営業って職付かせて
 んで、誰が来てもすぐに別の話が出来るように一軒家にしておいた。
 逆に利点もある。色々アリバイ工作も出来たりする。まー…拠点ってやつかな?拠点は必要でしょう!!
 
 <世界観について>
 地球はそのまま
 エルスについても基本的にはファンタジー的な地球だったりする。
 ただ、機械文明ではなく、ファンタジーにぴったりの魔術中心世界なだけ
 このエルスだけど、実のところ名前はちょくちょく別の話での異次元世界で使われている。
 魔女の舞台となっているのは島だけど、まさか世界にひとつしかない島なんてあるはずがない。
 認識してないだけで、実は大陸とか存在しているのも不思議じゃない。
 
 そんな理由から私が異次元の世界の名前を「エルス」と決めている。まぁ・・・多少例外もあるけど(笑)
 舞台である島の名前は適当に…。そこから王都とかは中世イメージしか出来なかったけど。後はもう適当に思い浮かんだ内容で作っていたり…正直ここから適当だったりする






















































 本編1の裏話
 第一話 うらぎりまじょ
 まじょである蜜葵が巻き込まれる話
 歓迎されない者だってあるって事を記したかっただけ
 あと理由もわからず襲われることも王道って事で、無論、たまたま助けに入るのも王道。
 いわゆる王道だらけ
 向こうにしても、助けたのが「仲間」じゃなく「敵」だったってこともミソ。そう人生上手くいくはずがない、ジョーカーだってちゃんとある

 第二話 ゆにこーん
 そのまま移行してユニコーン奪回。奪回に一番人数が多かった時
 いかに魔女が内部に精通かを知らしめるために亡霊たちにはあたふたしていただき、魔女は鼻歌交じりでトラップ回避。
 トラップは意外性を考えた結果忍者風に、そして面白みと危険を考えて失敗すると死んじゃうっていう感じにしてみた。

 第三話 ふぁるこん
 嫌われたって良いじゃない?昔のことだし…ってのをテーマにしてみた(笑)
 ファルコンの性格は気まぐれ、だけど気まぐれさが意外と魔女と相性が良いことに書くにつれて気づいた
 魔女の立場が危ないんだってのもここで示されている。
 
 この話は二転三転してる。
 問題は霧の悪魔に突っ込む瞬間と、中でのやりとり。
 当初、「魔女が逃げるために霧の中へ逃げるよう指示」だったのが、それじゃ、なんか計画的でおもしろくない…、となって、どうやってファルコンの落ち度にしようか悪戦苦闘。あのような形に落ち着いた。
 そして中でのやり取り。
 当初は「悪魔さんと仲良しだった」とか「魔女の下僕だった」とか「和解して脱出」なんてのもあったけど…おもしろくないなぁ〜〜って思った。
 偶然って設定だし、そもそも霧の悪魔に忠誠心なんてありえないし…どっちかって言ったら霧の悪魔に苦虫潰させたいので、出し抜く方法で考えることになった。
 心を読んで〜はそのまま採用。


 第四話 しーら
 想像ではシーラは普通の恐竜で、水中の氷の螺旋階段のぼり、トラップ回避だったけど…
 ユニコーンとダブリそうで却下
 聖獣は四原則を元に作っているけど、この「水」の聖獣の形が少し決まらなかった。
 恐竜タイプ・蛇・ワニ・いやいや魚なんてありきたりだ…と、散々悩んだ挙句、亀に首長竜を合体させてみたわけ。
 意外に性格とマッチしてた。
 
 舞台も水だけど、水の中じゃ魔女溺れるから動きを止めるという意味で氷の湖にした。
 入るのにも二タイプあった。
 湖の水抜くか秘密の隠し穴か…広さ的に考えて、後者のほうが移動時間短くてすむのでこっちを採用。
 ここで次の話に進めるためのコマをいくつか組み込んでみる。
 想像までなら次のサラマンダーで終わるのだが、それじゃ謎だらけになっちゃうので、続きも裏話も大体形になってきたので、徐々に亡霊立場での話も盛り込むことにした。

 第五話 さらまんだー
 ほぼ想像と変わらない展開でとってもスムーズに出来上がり。

 意識をわけるのは二つの意味がある。
 ひとつは魔女がどうやって聖獣を力づくで封じれたか。
 一応聖獣の方が魔力かなり上、それを人間の女が一人で無理やりするなんて、ある意味不可能
 だから何かの強力な後ろ盾が必要になる。そのとき普通の人間じゃ無理だろーから、サラマンダーの魔力を借りることにしたのが第一の理由
 いわゆるなるべく矛盾をなくしてやれ!と必死だった(笑)
 第二の理由はサラマンダーの封印のあり方。
 体ぼろよれってファルコン風味じゃ恨んでいるみたいだから、体は無事のまま、魔力だけ…普通に魔方陣から魔力調達ってのも味気ないから元のサラマンダーの性格から強調される三つの人格をチョイス

 ちなみに、落ちてゆく遺跡は一応形は残っているものの、二度と使えない。あれも文化遺産並の古代建造物だったというのはどーでも良い話(笑)


























































































 本編2の裏話
 第一話 かいほーせんげん
 いよいよ亡霊戦士、つまり原因との対決!
 ……になるんだけど、修一以外(笑)はそこまで深く考えていないんだよね。
 こっちに奴隷戦士送らないで欲しいなぁっていう願いを込めた活動だったんだけど、王がどんどん人狩りなんてするから責任感じちゃって妨害することにしている。一応、このやり方が今までの彼らの活動内容だったわけ。それが魔女を入れることによって少し展開が次に進んでしまった…って内容のつもり。魔女、勘が良いからね
 
 次に進めるためにちょっと早めの出没キャラが登場。
 黒い雷も実は重要なポイント、今後に大きく噛み付いてくる。
 この魔術師と黒い雷は大分終わりのほうで登場予定だったのに、頭から出てるじゃないか…うーん。
 そしてここからどんどんキャラクターが増えていく…馬鹿みたいに増えていく…やれやれ…
 あまり考えずに勢いだけなので矛盾もとても多いや

 第二話 せんにゅーそうさ
 予定外の乱入話。
 前作の話に予定外な事が起こってそのつなぎみたいな感じになった。占い師とか…
 
 まぁ、なんてゆーか…城の様子で一応平和だったって事がわかって、王を倒すって事はこの暮らしがどうなるかっていう題材も出てきたし
 密かにあるポイントがうっすら浮き彫りになったよーな話でもあった(謎) うーん、でも、これでスムーズにつなげれる場面があるから、良しとしよう。王も自分の鼻先でこう悪さされちゃ、怒るだろう〜なぁ。
 これで「魔女」に対する不信感がクローズアップ、されたかな?
 それよりも、魔女の用意周到性と度胸の良さが浮き彫りに…(笑)なったよーな?

 第三話 ざんげてまえのこひつじたち
 本来のタイトルは『懺悔する羊』だったけど、そこまで懺悔することやってない状態だし、羊っているより子羊だろう?と思ったのでこのタイトル。
 やっと練っていた本編に戻ることが出来た…(笑)

 内容は、いわずと知れた『裏切り要素』。
 やっぱり、個人的な事も考えて、誰か一人の考えに従っているみたいな状況だと不平不満とか、ましてや命狙われてて、「これすれば君だけ助けてあげる」みたいな甘いセリフを前に、本当に生命の危機に瀕している人が乗らないわけないだろうって思う。
 一番最初の段階では、既に竜司は裏切ってて(やはり命を天秤にかけられている)、いくつかの情報を流していたが、罪の意識に耐え切れず魔女に助けを求める…というシナリオだったけども
 年齢もさることながら……
 
 そーゆーキャラは私の中では多いんだよ(笑)
 
 他の話では水面下とか、味方のフリした敵なんてしょっちゅう出てくるし、もともと裏切るつもりで味方になる敵も多い。
 だからさ。たまには違うニュアンスで一線越えそうで超えないって感じがやってみたかった。この程度なら後味あまりないし(笑)
 
 誰を裏切らせるか、それはもう竜司で決定。寧ろお前以外にいねぇよ…って感じだ。
 狙いは修一だったし。この二人の心情をどうするかが多少悩んだけど、まぁ、普通で良いやって思ったらあんな感じに…
 ここでは魔女を第三者系に抑えるのに苦労したかも。でもあんまり抑えれてない、魔女は世話焼きだからね。自分に出来ることがあればどんどんやっちゃうタイプ。扱いやすい…
 
 呪の解除場所はカラオケにした。
 考えていた条件に整っていたし…ただ、学生(魔女については小学生…いや、もう中学生の年齢)同士で昼間に入れるかな?って思ったけど、入る子は入ると切り捨てた。今の子は度胸もある(多分)し!!

 ここで魔女の本名が明らかに!名前を嫌がった理由は魔女の出生と家庭状況を語らないといけないので少し奥が深いので後回し。そのうち出す予定だが今は本編主にします。
 もう一つ問題が…竜司をクローズアップしたならその相手でもある修一もしなければならないだろうと焦った。でも、魔女をはさんでの会話はもう無理を超えて無謀なので、修一については漫画で簡単に紹介することにした。番外編って感じで…暴れっぷりも抑えたし(笑)
 最後に「魔女もどこかで…」そんな要因を含ませつつ、ラストの展開にかなりの強い意味を持たせる話でもあった。

 第四話 こんぜんいったい
 渾然一体。別々の物が一つに溶け合うことって意味。漢字字典を見てたらたまたま見つけて、内容っぽかったから使ってみた
 なんか、ここから無謀な漫画へと突入…。計33枚。何を思ったのだろう自分(滝汗)どうにで何ヶ月もかかったわけだよ(汗)
 しかも、漫画になってしまった理由が、こんぜんいったい(2)の7〜8枚目のシーンを書きたかっただけ…だったりする(馬鹿だ)
 
 今回反乱…解放軍とのコンタクトを重点にしての話。
 出会いプリーズ…です。ギュストを何とかするためには亡霊戦士だけじゃ不足なんだよね。後々の聖獣を考えると、どうしてももう一つの勢力と出会わせないといけないきっかけを作らなきゃって事で…付け足した話。それも、本当は次の話と二つで一つのテーマだったんだけど、長すぎたので途中で分けることに…。つじつまを合わせるのは大変だ…(滝汗)
 サラマンダーの怪我の理由も次の次くらいで分かるはず、一応伏線での怪我だったり…。
 出会わせたのは良いけど、初っ端から喧嘩吹っかけられている魔女が哀れだ。

 セルロースとイオンについては次にその正体が明らかになるわけですが、ここで人物の性格について…
 セルロースの場合、見ていて分かると思うんですけど、修一とよく似ている性格にしています。まぁ、これは修一が激突しなきゃいけない壁について、教えてくれる人物としての性格にしました。つまり、言いたい事をバンバン言うに加えて偉そうなキャラ。ですね。どうして偉そうかは、次の話に詳しく書くつもりです。
 イオンの場合はもう一人と一緒にセルロースの護衛を行っているキャラです。彼の性格も竜司に似ていますが…これも、多分次で語る内容になります。名前は全部ホルモンの名前です。セルロースもイオンも、もう一人も人体成分のお名前使ってたりする(笑)
 
 第五話 じんちゅうのぎゃく
 幸い中の不幸、順境の中の不幸っていう意味=順中之逆。これも辞書で見つけて何気に使っている。タイトルと内容が異なってるのはいつものことだし〜〜〜(おいおい)
 前回のもう半分だが、ほぼ想像と変わらない展開でとってもスムーズに出来上がった。

 内容は解放軍の状況と「仲間になってよ」っという交渉が主。
 それと34年前に起こったランシャーマ死後のギュストへの反乱。そこで敗れた反乱軍のその後が少しだけ描けた。解放軍は反乱軍の生き残りでもあるし、その子供や親族が生き残ってたりもするし、奴隷狩りに合って助けられた者がいたりするし、自ら志願してここに居る者もいるが…
 全て書き込める画力はありません
 だから、まぁ、反乱軍つながりを重点して、話を進めることになった。
 後々、活躍する予定…
 亡霊戦士と上手く力を合わせれるかどうかは、一つ先の話で明らかに…。

 第六話 にせものまじょ
 文字通り、偽者魔女の話…。
 本来なら懺悔手前の子羊達から直接ここへ来る予定だったんだけど…ほら、解放軍の話取り入れちゃったしさ〜
 
 前々から固めていた話なだけあって、下絵や会話はわりとスムーズに進めた。
 多少、予定外な展開やオプションもついたけど、基本的にはクァトル襲来!でまとまってる。
 タイトルは実は蜜葵は魔女っていうわけじゃなくって、第三者なんだ〜ってのを浮き彫りにさせようとしただけなんだけど
 なぁんか、クァトルが話しているうちに、あれ?メイジィーの方が偽者っぽくなってきてるゾ?って思って…まぁ、なんて丁度良いんだろう?二重の意味じゃん、と苦笑してしまった。
 クァトルを説得させるための話が主なんだけど、サラマンダーの魔女ラブラブぶりが明らかになっただけのよーな…?気もする。二人に未熟者…ってレッテル貼られて相手にされてないって感じ
 まぁ、聖獣としては新参者だからね。サンって…
 助けに入るキャラは迷うことなくシーラだった。ユニコーンはそもそも逃げるだろうし、ファルコンは厄介ごと御免な性格だし…クァトルと対等なのはこいつしかあり得ない…ってね。

 ちょっとだけ、蜜葵の過去をほのめかす言葉が出てきたけど、この回ではバラサナイ。
 話す相手も…三人くらいいるんだよなぁ…現時点での候補が…。どうなるかまだ決めてないけど…






















































































 本編3の裏話
 第一話 けっせんぜんや
 決戦前夜。ですな
 本来なら本編に出さずに、番外編の話として考えていたもの
 だけど、二つの勢力をくっつける話を番外編でやってしまうのはどうだろう…?と思い直し、本編へ
 
 この回、魔女視点というよりも修一やセルロースの視点が主になってます
 コマとか結末はわりと当初のままだけど、そこの蜜葵の視点やら考えやらを盛り込んだら意外に長くなった。
 ちなみにその時、キレる修一(序盤、セルロースに食って掛かる場面)を止めるのは網ではなく、「踏んだ場所が地面でなく、板の端っこで、踏んだ勢いで板が起き上がり、修一を潰す…」という罠でした(笑)もしくはタライにしようかと思ったが、呪文じゃなくて召喚だ!!と思い直し、前にサラマンダーに使った捕縛を使うことに…
 聖獣を止める呪文と同じの使われてら(笑)
 ちなみに捕縛の属性は土と水です(え?)
 
 あと、蜜葵VS修一場面において、思ったより感想があったので嬉しいです。
 いくつかのパターンがあったんだけど、一番しっくりくるこの形にしました。
 叩いてます叩いてます。ほら、まだ14とか13とかだから、男女の差ってあるようで(いや、あったりするけど)ない。という意識だと思うんですよ。だからこの年齢までならギリギリぶったたけるかなぁ?と思いましてね。
 叩かれても密葵が平然としている理由は彼女の生い立ちにもあるんですが…それはここでは語りませんのであしからず(え?)別の機会にしますよ、ええ(ニヤリ)
 
 この回、修一ばかりクローズアップされてるけど、竜司もそのうち割り切った形というのを出したいですねぇ…
 いや、あの子は物凄くあっさり納得しちゃってるんだけど…四コマ風味で蜜葵に聞かせてみたい…

 隆正や友恵は次の回でおおよそその時の話を盛り込む予定です。
 いよいよ次回がうらぎりまじょ最終話…
 ううう。長くなりそうだ…

 第二話 ばんせいふえき 
 まずはごめんなさい。この回で最終話にするつもりが…思ったより長くなったので、もう一話付け加えるハメになりました・・・orz

 ってことで、まず前編について
 やろうと思ってなかったような展開ですが、友恵VSセフィーニです。
 友恵は外側を攻めるという意味で、囮役をかって出ました。寧ろ、手ごわい相手をおびき寄せる。という感じですね。
 結果は、なんつーか、護衛役さん意味なし状態です。
 セフィーニはメイジィーに魔術を教わっているので、そこら辺の独学者とはレベルが違う…。今存在する魔術師の中では、殆どトップに位置するんじゃないかと…
 対する友恵は、意外に肉弾戦派。扱える呪文は回復のみだけど、人以外にも出来るという強みがあるため、ここぞとばかりに発動させます。しかも広範囲で…(笑)肉弾戦方法は、珊瑚に教わってます。素手でやるのであれば、一番強いのが珊瑚ですから(笑)
 この二人は過去に因縁は全くないんですが、平和だった当時、姉妹のようにとっても仲が良かったんです。密かに、こっそり…
 まぁ、そんな二人の姉役は、ぶっちゃけメイジィーだったわけですがー…。男一つでこうも変わるもんなんだなーと思います。
 ちなみに、クラウゼは攻撃というよりも防御系を得意とするのですが、三人の中では一番レベルかったりします。


 続いて、中編について
 友恵やったんだから、隆正VSモルは必須でしょう。もうこりゃやらなきゃいけねぇーってくらい必須な展開ですが。。。
 なんだか進めるにつれ、モルが可哀想になってきました。
 最初、生真面目VS暴走野郎では、割かしシリアス方面だったと思うんですが…隆正本人にバトンタッチしてみると、生真面目VSやややる気なし対決になってしまい…前半のシリアスを完全にぶち壊したと思います。ええ、それが狙いでしたけどね(笑)
 レジョンジーはモルに対して私怨怨念満載ですが、まぁ、過ぎた事だ…と、隆正は蒸し返す気はないみたいです。
 イオンは思ったよりも父が恋しいようでした。結構べったり感覚だと思います。
 ちなみに、イオンは防御系なら三人の中で一番強く、攻撃系も結構イケル口です。ほら、セルロースがあの性格なので結構振り回される事が多かった分、立ち回りが上手いんです。
 統率の指揮補佐をするのも彼ですが、本人そんな大役をしているという自覚は全くありません


 続いて後編について
 もう、更に土下座・・・なんだかんだでこの回、引っ張りすぎたような気がしてなりません。
 ラストの展開で重要な蜜葵の心情を盛り込んでしまったが挙句、メイン二人の心情をペイっと放置した事が原因のような・・・
 なんとか修一は盛り込めたものの、竜司まで回らなくなったので、やべぇ!!と心底焦りました。
 何これ何これ。ページ数と振り分け変!!こんなになるなんて…もう少し考えて描くべきだと心底痛感しました。
 さて、心情として蜜葵にスポット当ててるようですが、どっちかっていえば、修一にこそ注目して欲しい場面だったり。。。
 最初と比べたら、かなり丸くなりましたよ!もう、あれ異常丸くならないと思えますが…ちゃんと理解して納得してくれた気持ちが伝われば…そして、その変化を感じ取ってくれればいーなー。とか思います。
 んで、気づけば竜司のページが・・・後回しに……苦肉の策として、当て字の末編に移動しました。ちょっとダークですw


 続いて末編について
 ええ…ええええー。なんでこんなに長いのですか自分!!!と思いっきり問い詰めたい衝動に駆られる末編ですが…
 読んで解るように超中途半端な状態に…このままプロローグへ進みます。現在と過去がごちゃ混ぜになったシーンが登場しますが、まぁ、お気になさらずに…
 さて、本編ですが…この回で一番業いったのが、竜司ですよ。竜司…。バーストロットを描くつもりが、竜司本人の裏性格描いちゃって総没になるし、ドノタイミングで魔女が出るかの展開にも困ったし、なにより、修一でしゃばりすぎてるし…あれ?バーストロットメインじゃなかったっけー?
 ギュストですが…大変ですね。っていうか、蜜葵をちゃんとすんなりメイジィーだと認識している辺りが…あんたなんでそんなに状況把握上手いわけ?とうっかりツッコミ入れそうになったのは私だけだと思います。面影ないよ?
 きっと、助けたし、雰囲気がそう見えたんでしょうねー。いやはや、女子供にしっかり手を出せる人材ですが、私はこんなキャラ結構扱うの好きデスヨw威張りヘタレは結構愛を感じます。
 そんなこんなで、ごちゃごちゃな末編ですが…次回はいよいよ最終局面!(長)
 しっかり化け物怪我人死人出しますよーーーーwwwきゃほぅwwww


 
 最終話 きしょうてんけつ